港区議会 2010-03-16 平成22年度予算特別委員会−03月16日
北海道の釧路町において、平成5年の釧路沖地震、翌6年の北海道東方沖地震、平成13年の十勝沖地震と地震の発生が続いておりました。この十勝沖地震で空港ロビーの天井650平米のうち300平米、重さにして3.2トンが落下いたしました。幸い被災時は未明で、空港利用者の被害はありませんでしたが、当時石膏吸引板でつくられた天井が地震の振動によりとめ具が横壁に当たり、重みも加わり落下したとのことでした。
北海道の釧路町において、平成5年の釧路沖地震、翌6年の北海道東方沖地震、平成13年の十勝沖地震と地震の発生が続いておりました。この十勝沖地震で空港ロビーの天井650平米のうち300平米、重さにして3.2トンが落下いたしました。幸い被災時は未明で、空港利用者の被害はありませんでしたが、当時石膏吸引板でつくられた天井が地震の振動によりとめ具が横壁に当たり、重みも加わり落下したとのことでした。
また、北海道から東北地方にかけての北米プレートと太平洋プレートの境界付近では、九三年一月の釧路沖地震、昨年十月の北海道東方沖地震、十二月の三陸はるか沖地震などの大きな地震が連続しています。 つまり、何が言いたいかといいますと、今回のサハリン北部の地震は、日本の地震の可能性とつながっているということなんであります。
近年起きた地震を見てみますと、九三年に北海道南西沖地震マグニチュード7・8、釧路沖地震マグニチュード7・8、九四年には北海道東方沖地震マグニチュード8・1、三陸はるか沖地震マグニチュード7・5、九五年には、今回の兵庫県南部地震マグニチュード6、サハリン州ではマグニチュード7・5、いずれも直下型であります。
例えば車のナビゲーションシステムなんか、まさにそのとおりなんですが、北海道東方沖地震が、実は地震の前には、毎年一、二センチ西側に動いていたのが、その地震のちょうど直後に四十センチ東に動いたということで、何センチ動いたという、そういう測点の観測は、人工衛星を使って非常に精密度の高い測量ができるということになっています。
また日本では、奥尻島を襲った北海道の南西沖地震とか、先日の北海道東方沖地震などがあります。しかし、東方沖地震のときに関しましては、区長さんの方のお話もありましたように、地震なれしたというのもおかしいんですけれども、一回訓練ができていた。それから、企業の方でもライフラインの修復に対しては、かなり手際がよかったようなことがわかっております。
初めに、去る十月四日の夜、マグニチュード七・九の北海道東方沖地震が北海道各地を襲い、中でも釧路市では震度六の烈震に見舞われ、港湾、道路などに多大な被害をもたらしました。今回の地震では、人災や火災がほとんど起きなかったことは、北海道の住民が過去の経験をもとに地震発生に対する心がけがきちんとできていたあかしだと感じております。被災された住民の方々には心からお見舞い申し上げます。